ともだちは海のにおい

ともだちは海のにおい (きみとぼくの本)

くじらといるかののほほんとした生活がいい

この本は私が小学校の時図書館で出会ってとても好きだったもの。
忘れてたんだけど、amazonでふいに発見してこの本の雰囲気を思い出した( ´ ▽｀ )
ちょうど割引券があったんで買った。

体操とお茶が好きないるかと、本とビールが好きなくじら。
くじらの口の中には立派な本棚がある。
そんな２匹の短いお話とそれに関する詩や海に関する詩から成る本。

ひょんなことで出会い、親友になったそんな２匹の生活がかわいい。
親友で互いに信頼してるんだけど、信頼してるからこそあっさりしているそんな雰囲気もいい。

いるかがくじらのことを手紙に書いて、くじらに「あたまなでて」って言ったり、
怖い夢を見たいるかが、真っ先にくじらのところに行ってお話をして元気をもらったり、
いるかが人間にくじらのことを「いいともだち」と紹介した話を聞いて、くじらは「いいともだちがいて、いるかほこらし」と照れながらメモ帳に書いたり
あーもう、かわいいなぁ。

くじらのフランス語の詩とその訳は、
フランス語がわかる今となっては、全然訳違うじゃん！とか
フランス語自体も意味としてはそんなにないじゃんとか思うｗ

やはり小学生向けということもあって、文字も大きめで、漢字も少なかった。