HUNTER×HUNTER 30

HUNTER×HUNTER 30 (ジャンプコミックス)
キメラアント編完結。
＋選挙編

はじめにひと通り読んだ感想は、「あれ？もしかして、キメラアント編終わった？」
それまでの巻で、いよいよクライマックス！という感じだったけど、
気づいたらエピローグが始まってて、あれ？ってなった。

はじめは、絶対で無慈悲だった王が、力や王としての威厳などなく、ただコムギと過ごしたいそれだけなのが、なんとも、静かにまとまったなぁと。
絶対的であり、軍儀などで先を読む力が鍛えられて、現状を知り、その先を見通した結果なのかなと。
力があるからこその、静かな終わり方なのかなと。

そして、最期のコムギと王の会話。
姿が見えず黒い背景というのが、だからこそいいね。
毒で、王も目が見えなくなったのかな。
ほんとに切ない回です。

巨大な力の派手な最期ではないというのは、最初はびっくりしたけど、
力のインフレじゃない、戦略とか伏線とかの面白みがあるhunterならではとも思えるね。

そして、次の話が、キメラアントの後だと、どんだけ深刻な命をかけた重大な事件が始まるのかと思うと、
選挙。
いや、確かに、hunter協会全体を巻き込む大きな大事なことではあるけれども、
キメラアントの雰囲気の後だとあれ？って思っちゃったよね。
はじめは。（次巻を読んでるので、盛り上がりを知っているのだけれど＾＾）

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